ご存じのように、七賢の地元・山梨県は、海なし県。
ところが、住民あたりの寿司屋の数は日本一。※1
あさりの消費量も日本一。※2
海の幸がめっぽう好きな県民性と言えましょう。
これは今に始まった事ではありません。
戦国時代には、なんと武田家の屋敷跡からあわびの殻が出土し、江戸時代末期には、駿河の商店が甲州に煮あわびを送り込んだという文献まであるそうです。
このような風土だからでしょうか、「甲斐には旨い貝」がある。
地元の名産品と愛される煮貝工場が今も輝いているのです。
そこで今回、七賢は株式会社かいやのあわびの煮付けに着目。
五代目社長の中村 敏氏にお願いし、七賢によく合うように特製の味付けで、活きのいい厳選あわびだけを丸ごと煮付けていただきました。
国産の天然黒あわび、赤あわび。そして、人気のえぞあわび。
こりこりの歯ごたえも味わいも三種三様、春から夏によく合う飛び切りの七賢とともに、お届けさせていただきます。
醸造責任者 北原亮庫
※1:人口10万人あたりの店舗数(2014年 総務省統計局調べ)
※2:一世帯あたりのあさり消費量(2016年 総務省統計局調べ)